2010年01月25日

「何回言われても分かりません」涙をまじえ、否認を貫く菅家さん(産経新聞)

【足利再審 テープ再生(7完)】

 《法廷では平成4年12月7日の取り調べ分の再生が続いている。菅家さんは固い表情で聞き続けている》

 《菅家さんの供述に疑問を呈する検事。語りかけるような口調で調べが続く》

森川検事「僕の前ではどうだろうか?僕の目の前で言ったことはあっただろうか、ないだろうか?(福島)万弥ちゃんの事件(別の女児殺害事件)でも(長谷部)有美ちゃんの事件(別の女児殺害事件)でも、(松田)真実ちゃんの事件(足利事件)でもどうだろう」

菅家さん「ちょっと分からない」

森川検事「覚えてない?覚えてないかな?」

菅家さん「…あっ、分かりました。確か警察だったんですけど、えー万弥ちゃんですか」

森川検事「それと」

菅家さん「有美ちゃんですか」

森川検事「それだけ?」

菅家さん「…だと思うんですけど…」

森川検事「真実ちゃんの事件は否定しなかった?」

菅家さん「しなかったと思うんですけど」

森川検事「うん。じゃあ何でその時に、万弥ちゃんと有美ちゃんの事件を否定して、真実ちゃんの事件を認めたの?」

菅家さん「何でだろう。分かんなくなっちゃった。本当にもう」

森川検事「今の君の話からすると。分かる?そのとき、真実ちゃんの事件は否定しなかったはずなんだよね」

菅家さん「だったと思いますけど」

森川検事「有美ちゃんと万弥ちゃんの事件を否定したんだよね。で、真実ちゃんの事件は否定しないでね。今言った話が本当だったら、なぜそのとき、真実ちゃんの事件を否定しなかったんだろうか?僕よく分からないんだ」

菅家さん「やはり、何て言うんですか。怖いような気もしたからです。殴るとかけられるとか」

森川検事「誰から殴られると思った?」

菅家さん「警察の人からもそうですが」

森川検事「僕からもされると思った?」

菅家さん「はい」

森川検事「そうしたらさ、万弥ちゃんと有美ちゃんの事件は何で否定したんだろうか?」

菅家さん「…」

森川検事「拘置所入ってからは覚えている?拘置所に来てからは否定したことはあった?なかった?」

菅家さん「拘置所に来てからはありません」

森川検事「全部事件を認めた?」

菅家さん「認めたっていうか、全然言っていません」

森川検事「うん。僕の目の前で何か一度でもいいから何らかの事件を否定したことはなかったか?」

菅家さん「…ちょっと覚えてない」

 《立て続けの質問に対し、答えを窮す菅家さん。検事の問いかけは続く》

森川検事「あのね(平成4年1月28日の)一番最初のときに事件を否定したことがあったでしょ?覚えていない?万弥ちゃんと有美ちゃんの事件をやっていませんとね。そのときもね、真実ちゃんの事件は間違いないと言っていたと思うよ。覚えてないかな?」

菅家さん「分かんないです」

森川検事「その時ね、あのー君の説明では真実ちゃんの事件は間違いないけど、万弥ちゃんと有美ちゃんの事件は違うんだというようなことを言ったと思うんだよ。僕聞いた覚えがある。それですぐに認めちゃったんだよ。覚えてない?」

菅家さん「…」

森川検事「また、認めたきっかけも覚えてないでしょ」

菅家さん「…」

森川検事「僕がね不思議に思うのは、今までこういうふうに事件とのかかわりを否定したことがあっただけども、否定したのはね、万弥ちゃんと有美ちゃん事件でね、否定しただけなの。で、真実ちゃんの事件は否定したことがなかったと思うんだけど。裁判所でも僕はそれを聞いていないし。警察が怖いとか、殴られるかもしれないといったところで、僕は怒鳴ったりしたことは一度もないと思っているんだけどね」

菅家さん「はい、そうです…。怖い顔をしているなと思ったときはありました。調べられているとき、確か有美ちゃんの調べですか。そのとき怖くなって」

森川検事「いつのとき?」

菅家さん「確か2月ごろですか。有美ちゃんに自転車に乗せようと声を掛けたとき、『遊ぶつもりだった』と言ったら…。」

森川検事「なんて言ったの?」

菅家さん「『君はずるいよ』と言われました」

森川検事「本当?調書取っているとき?」

菅家さん「調書は取っていたと思いました。あと真実ちゃんの事件で、『自分の感情だけでこういうことをするな』と真剣な顔をされて怖かったです」

森川検事「そんなこと言ったことあったかなその僕の目の前で事件否定したことがあるんだよ。うん。あーそう。だけどさ、その僕の目の前でね、事件を否定したことがあるんだよ。覚えてない?よく分からないのはね、今まで否定したことがあるのは万弥ちゃんと有美ちゃんの事件だけで、真美ちゃんの事件を否定したことはないんだよ。僕が記憶する限りでは」

菅家さん「…」

森川検事「だから事件とのかかわりを否定する気持ちになったんだったら、それが本当だというんだったら、何で今まで万弥ちゃんと有美ちゃんとのかかわりを否定したときに、起訴されている真美ちゃんの事件も一緒に否定しなかったのだろうかと思っている」

菅家さん「やはり、真実ちゃんのもやっていないといいますと、やはり、(涙声で)何回も言っちゃ悪いんですけど、やはり殴られたりけられたり、そんなことが頭の中にあったんです。それで自分怖くなっちゃったんですよ」

 《涙をまじえながら、あくまで否認を貫く菅家さんに、検事はときおり笑みをこぼし、詳細な「自白」をする菅家さんに疑問を向け、裁判での証言を気に掛ける》

森川検事「話の内容が具体的になっているのは知ってる?真実ちゃん事件とか、(犯行の詳細を)何でそんな説明してるの?」

菅家さん「やっぱり自分が警察に捕まって、犯人として捕まりましたからそういう風に説明しました」

森川検事「作り話をいったのか?」

菅家さん「自分もそういう風に説明するしか…分かんなくなっちゃったんです」

森川検事「それにしても詳しい説明してるよ。なんでそんな話したの?」

菅家さん「自分でもどう説明していいか分かんないんですよ」

森川検事「はっきりしないか?ふっふっふ。今、裁判所の出ている証拠ではそういうふうになっているわけだ。また考えてもらいたいと思っているんだけどさ」

菅家さん「(涙声で)何回言われても分かりません。本当に。犯人というふうにされましたけど、だけどそうじゃないからどう説明していいか分からないんですよ」

森川検事「あ、そう。君、裁判が始まったらどうするつもり?今ここで言ったとおり言う?まだ決めていない?」

菅家さん「…」

森川検事「どうするの?はっきり決めていない?弁護士さんには今ここで話したような話はするつもり?しない?そこは決めていない?こっちへ戻ってからね、拘置所から東京拘置所に戻ってから弁護士さんは面会に来なかった?」

菅家さん「はい」

森川検事「ただね、今君の話を聞くと、さっき僕がいろいろ聞いたように、ね、今日の説明は僕はいろいろ疑問があるの。今までの説明と全然違うから、また。分かった?」

菅家さん「…」

森川検事「じゃあちょっとね、今日は事件についてはこのへんにしておこうかな。体調どうだい?ちょっとほっぺがふくれてきたね」

 《この日の取り調べは検事の軽口で終わった》

 《22日の再審第5回公判では、午前中に平成4年12月8日の取り調べ分のテープが再生された後、午後からは取り調べにあたった森川大司元検事の証人尋問が行われる》

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東電元社員らオリックスから2億4千万詐取容疑(読売新聞)

 リース大手の「オリックス」から融資を名目に約2億4000万円をだまし取ったとして、警視庁は22日、東京電力元社員の中田桂市(57)(東京都荒川区南千住3)、港区のコンサルティング会社「アクシー」社長松本一輝(51)(渋谷区広尾4)の両容疑者を詐欺などの疑いで逮捕したと発表した。

 逮捕したのはそれぞれ21日と22日。2人は「だましていません」などと容疑を否認しているという。

 発表によると、2人は2008年9月、アクシーと東京電力がコンサルタント契約を結んだとする偽の契約書などをオリックスの融資担当者に示したうえで、「東電から約4億円が入るので融資してほしい」などとうそを言って、契約書などを担保に額面約2億4000万円の小切手をだまし取った疑い。契約書には、偽造された東京電力代表取締役の印鑑が押されていた。

 同庁幹部によると、だまし取った金は松本容疑者の借金返済に充てられており、同庁は2人が同様の手口でほかの複数の会社から数億円を詐取したとみている。中田容疑者は08年7月に東電を定年退職したが、当時は、東電の第3セクター「東京熱供給」の支社長を務めており、オリックス側には東電の現役社員を名乗っていたという。

 東京電力は「元社員とはいえ逮捕されたことは遺憾。捜査に協力したい」とコメントした。

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2010年01月24日

普天間最終決着6月以降にずれ込みも 官房長官(産経新聞)

 平野博文官房長官は21日午前の記者会見で、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)の移設先をめぐり、政府が5月末までに結論を出す方針を示していることについて「(5月には)地元、米国と交渉し、日本政府としてはこう考えるというところまで起案できる状態だ」と述べ、日米交渉の最終決着は6月以降に遅れる可能性があるとの考えを示した。

 鳩山由紀夫首相は昨年12月、「日米の中でも、5月という目標設定の中で最終的な結論を出す」と話しており、日米交渉妥結の目標時期について政府内で早くもずれが生じた格好だ。

 平野氏はまた、キャンプ・シュワブ沿岸部に移設する現行案に関し、「(仲井真弘多(ひろかず))沖縄県知事は合意していると私は思っていない」と指摘。仲井真氏がキャンプ・シュワブ沿岸部に代替基地建設を容認しながらも、滑走路を現行計画より沖合に移動させることを条件としていることをさして、現行案に合意していない−との認識を示した。

 また、政府と社民、国民新両党による実務者レベルの「沖縄基地問題検討委員会」について、各委員が1月末までに持ち寄ることになっていた移設先案は2月以降にずれ込む可能性があると指摘した。

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posted by ヤスダ キヨシ at 02:27| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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